IPTV関連用語辞典 glossary
- IPTV
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IPTV(アイピーティービー)とは、Internet Protocol TeleVision(インターネット・プロトコル・テレビジョン)の略で、インターネットに利用されている代表的な通信技術であるIPを使って送られる映像などを、テレビのように楽しむことができるサービスです。IPTVは、光ファイバなどのネット回線と接続されたテレビで、リモコンを操作することにより、レンタルビデオのように好きな映画などを選んで好きなときに視聴することができます。また、アンテナやケーブルで電波を受信するこれまでのテレビのように、衛星放送や地上デジタル放送を視聴できるものもあります。
- IP再送信
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IP再送信とは、ネット回線を使って地上デジタル放送などを利用できるサービスです。地上デジタル放送などの電波が受信しづらい場所などでも、アンテナの代わりにネット回線につなぐことで、地上デジタル放送などを楽しむことができます。
- IP放送(多チャンネル放送)
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IP放送とは、これまでのテレビのように番組表の編成に沿って、さまざまなチャンネルの番組(多チャンネル放送)を楽しむことができるサービスです。衛星放送や、ケーブルテレビ(CATV)などと同じように、ネット回線を使って多チャンネル放送を利用することができます。
- IPマルチキャスト
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IPマルチキャストは、IP放送やIP再送信のような放送サービスを、IPを使って効率的に配信するための技術です。IPマルチキャストにより、CDNを効率的に使って、たくさんのユーザが同時にIP放送やIP再送信などのIPTVサービスを利用することができます。
- ISP
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ISP(アイ・エス・ピー)とは、Internet Services Provider(インターネット・サービス・プロバイダ)の略で、インターネットに接続する事業者のことを指します。各ユーザまで光ファイバ、ADSLや同軸ケーブルなどを敷設している通信事業者だけでは、インターネットに接続できない場合があります。このとき、ISPのネット回線を経由してインターネットに接続することができます。
- インターネット
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インターネットとは、ここではCDNと区別して、いろいろな事業者が管理するネットワークを経由したネット回線のことを言います。映像のサーバからユーザまでは、いろいろな事業者のネットワークを介するため、映像を安定的に配信できるとは限らず、インターネットでIP放送やIP再送信を利用することはできません。
- VOD(ビデオ・オン・デマンド)
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VODとは、レンタルビデオのように、自分の好きな映画やドラマを選んで、すぐにビデオを見始めることができるサービスです。レンタルビデオショップと比べ、レンタルするために外出する必要はなく、また貸出中でレンタルできない、といった心配がないのが特徴です。
- ADSL
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ADSL(エイ・ディー・エス・エル)とは、Asymmetric Digital Subscrier Line(アシンメトリック・ディジタル・サブスクライバー・ライン)の略で、収容局とユーザの間で、従来の電話回線(ツイストペアケーブル)を用いて高速のデータ通信を行うための回線のことを言います。一般に、ISDNやデータモデム通信などに比べて高速ですが、光ファイバには及びません。
- ケーブルインターネット(CATVインターネット)
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ケーブルインターネットとは、CATV局とユーザの間で、CATVの同軸ケーブルなどを用いて高速のデータ通信を行うための回線のことを言います。一般に、ISDNやデータモデム通信などに比べて高速ですが、光ファイバには及びません。
- CDN
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CDNとは、Content Delivery Network(コンテント・デリバリー・ネットワーク)の略で、ここでは、インターネットと区別して、特定の通信事業者に閉じて運用されるネット回線のことを言います。特定の通信事業者に閉じるため、映像のサーバからユーザまで、映像を安定的に配信することができます。IP放送やIP再送信を利用するのに適したネット回線です。
- STB(セット・トップ・ボックス)
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STBとは、Set Top Box(セット・トップ・ボックス)の略で、ここではIPTVの信号を受信して、コンテンツをテレビのディスプレイに表示することができる機器(IPTV対応受信機)のことを示します。また、ケーブルテレビ(CATV)や衛星放送などの信号を受信して、ディスプレイに表示する機器も、STBと呼びます。
- ダウンロード
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ダウンロードとは、レンタルビデオのように、自分の好きな映画やドラマを選んで楽しむことができます。VODと異なり、自宅のIPTV対応受信機などにビデオをまるごとダウンロードしてから、見始めることができるサービスです。光ファイバといった高速のネット回線がなくても利用できるのが特徴です(ただし、ダウンロードが終わるまで時間がかかります)。また、携帯端末などにダウンロードして持ち運べる場合もあります。
- P2P通信
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P2P(ピア・ツー・ピア)通信とは、ユーザとユーザの間を直接接続して、データなどを送信・受信したりする通信のことを示します。ファイル共有ソフトなどを用いて、映像コンテンツや音声コンテンツなどの大容量のファイルを、P2P通信で送受信したりすることがあります。
- 光ファイバ(FTTH)
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FTTH(エフ・ティー・ティーエイチ)とは、Fiber To The Home(ファイバー・トゥー・ザ・ホーム)の略で、収容局とユーザの間で、光ファイバと呼ばれるケーブルを用いて高速のデータ通信を行うための回線のことを言います。光ファイバはガラスやプラスチックなどの細い繊維でできており、一般的に、ADSLやケーブルインターネットに比べて高速です。
- 関連情報
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- IPTVってなに? (1)
- IPTVを見るための5つのステップ (6)
- IPTV対応受信機をネットにつなぐさまざまな方法 (5)
- もっと詳しく知りたい! (5)
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